虹を見た!虹が入った!!

実家の庭。この季節になると落ち葉の量が半端ない。
何日か足を運ばないと、地面の色が隠れるほどに赤や黄色の葉っぱで埋め尽くされる。見ている分には良いが、ほうっておくわけにはいかない。
せっせと掃き集めた。親が生きていた頃は、彼らの日課だったのだろう。その面影をしのびながら無言で葉っぱを集める。
ひととおりきれいになったので安堵して、室内に入り、用事を済ませ、外に出ようとしたら、掃除したあとに強風が吹きまくり、再び庭は葉っぱでいっぱいに・・・。
いたちごっこの冬支度というところか。

もう時間がないからと、二度目の掃除は断念して、駅に向かう。
強風で吹き飛ばされそうになる。すると目に何かが入った感じ。痛い・・。

その直後に写真のような虹が見えた。
冬空の虹。虹を見るチャンスは、アラスカでオーロラを見るよりは容易なことであるが、
それでも毎日見える、見れるものではないし、見ようと思って見られるものでもない。
目に異物が入った痛さを忘れて、シャッターを押す。

虹が瞬く間に消えた。
でも、目の痛みは消えないまま・・・。
痛いのをこらえるのは、しんどいので、虹が目に入ったことにしよう。

そんなこんなで、今朝はまだ、目に虹が入ったままである・・・。

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