最初に会ったときは、とても緊張したけれど、交流するにつれ、いい人だな。ちゃんと仕事されているな。と尊敬と好感度が高まっているコンサルタントがいる。私にとっては自分の仕事の世界とは違う領域について助けてくれる恩人でもある。まさか、この世界の方と出会うことになろうとは思わなかったが、未知の世界の難問を解くには助っ人が必要だ。いつも専門知識を授けてくれるのはもちろんであるが、その話し方、話しぶり。とてもわかりやすく、難しいことをわかりやすく話せるのは、本当の専門家だと思い、ますます共感を覚える。何回かお会いしているうちに、その人の生き方を学んだり、生きざまに少し触れるようなときもある。
久しぶりに仕事の話のあと、会食をしながら、自分の最近の小さな挑戦の話をしたら、その方は自らのサラリーマン時代のことを語り、当時のトップのイズムと根幹が同じだといい、共感を示してくれた。そのトップのイズムとは「自ら機会をつくり、その機会で自らを変化させよ」と創業者の言葉であった。その言葉はその会社のイズムとして、出身者たちには今も教えとして刻み込まれているのだ。そうか、私はその会社出身でもなんでもないけれど、無意識にそんな風にしてきているのかもしれない。
いずれにせよ、イズムがその人の死後も当時の社員たちの胸の中にずっと残り、生きる座標軸になっている・・・イズム、それがある会社とは、やっぱりすごい。イズムか、久しぶりに会話で、そんな単語が飛び交い、四半世紀ほど若返った気もした。そう、どんどん自分から挑戦しよう!そのことが自分のためになる。イズムとは普遍であること。・・マーサイズムというと、なんだか大それた感じになるので、そう表現するのは100年早いな。うん。
イズム、ありますか?
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