未来を生きる人の役に立ちたい。

人の親になり、一人の人間を育て、社会に送り出す。という人生。
それはそれで大変な大仕事だ。
20年以上、人によってはそれ以上の歳月をわが子に愛情をかけ、
心血を注ぐ。その人にとっては子育ては大きな人生の仕事だ。

自分の場合は、その生き方は選んでいないが、その代わりといっては
大げさではあるが、出会った若者とのご縁を大切にし、彼らが未来に
向かって生きるのに役立つことができれば・・と思っている。
企業とのかかわりのなかで、経営者との出会いを多くいただき、そこ
から社員との出会いが広がる。
管理職から、リーダー、そして一般社員へ・・・。
肩書があるなし、これは現時点での期間限定のタイトルであり、
今後そう変わっていくかは未知数だ。
今は何もタイトルがない若者のなかには、きらり光才能を持って、
周囲に磨かれるのを待っている原石もいたりする。

一人一人を面談しながら、その人の背景も含め理解を深めながら
この人がどうやったら成長しながらこの組織で働き続け続けること
ができるのか・・・について考える。
こうすればもっと輝くのではないか、ここをこうすれば個性が
生かされるのではないか・・・。
など話をするごとに、その人を知るごとにアイデアもわいてくる。

そんなことについて、本人に伝えながら、共有した時間が有意義で
あったようにつとめたいと思い、日々関わっている。

若者。
♪きみのゆく道は果てしない遠い・・・。♪
なんて、ちょっと暗い?昭和の歌があったが、
果てしなく遠いと思っていた道は、あっという間だったと
あとで気づく。
そんなことを今自分のことに置き換えて振り返る。
その道をゆく若者に、少しでも、応援団として手をふり、
背中を押し、声をかけ続けられたら・・・。
そして何かあったら、いつでもウェルカムである。

と、そんな隣のお姉さんのような存在で、
未来を生きる若い人の応援がしたい。

子育てをされてきた世の親御さんと比べれば
何もしていないに等しいが、
せめて、そんなことぐらいで、お役に立てたらと思う・・・。


カテゴリー: Essay (Word) パーマリンク