見た目で判断。

先日の新聞掲載の反響はさまざまで、これ自体がとてもいい経験と
なっている。
丁寧に取材され、いい記事に仕上がっている。と記事自体を客観的に
評される方から、私のことについて、理解を深めてくださった方、
親のことを思い出してくださる方・・・・。
また、記事内容だけでなく写真にも反応があった。
演奏時のアップの写真であり、赤い洋服を着ていたため、華やかに見えた
ようだ。たまたま撮影するならと思い、取材時に赤い上着を持参しておいて
良かった。
今どきの新聞はカラーなので、色が読者の目に入る決め手になる。
ある人は、立ってピアノを弾くというスタイルの記述とこの写真野見た目で、
私がジャズピアノ奏者と思いこまれた方もおられた。

なるほど、見た目はクラッシックには見えづらいかもしれないし、
そうか立ってジャズピアノというのもありだ。レパートリーを増やそうか・・などなど。
見た目で判断されることで、違う世界も見えてくる。
「ふるさと」を即興でジャズ演奏してみるなんていうのも、ありかも?

人は見た目で自由にいろんなことを思うものだ。
知らない人だからこそ、何の予備情報もなく自由に想像される。
とても興味深い反応であった。

コミュニケーションは第一印象がすべて。
視覚に入ってくる情報は、最初にインプットされる。

であれば、そこをどう丁寧に伝えるか、しかもインパクトをもって。
今回の新聞掲載後、多くの学びをいただいている。

見た目。大切にしたい。

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