火曜と金曜。この日の朝は、せわしない。
生ごみ、可燃ごみの回収日だ。
自治体によって回収されるもの、分別法は違うが、分けて出すだけではなく、
ゴミ出しによって、自分の消費生活を少しづつ見直すようになってきた。
後で食べよう、そのうち食べようと思って買い置きした食品。
食べようと思っていたのに、出張などでその機会を逸してしまって
痛み始めた野菜・・・。
いただいたのになかなか食べる機会がないまま、賞味期限が過ぎてしまった
もの・・・。
その確認と処理で火曜と金曜は早朝バタバタする。
前夜から、「明日はゴミの日だ!」と緊張感を以て翌朝に備える。
と書くと、一見大げさに見えるかもしれないが、「捨てる」という儀式は、心して行うべき行為なのだ。
トマトさん、ごめんなさい。農家さんごめんなさい。工場の人ごめんなさい。
と捨てざるを得ない食品にお詫びしながら、ゴミ袋へ・・・。
仕事で生産者さんや製造現場で働く人たちと接することも多いため、
ほんとうに申し訳ない気持ちになる。
かといって、
正直、それを自分でリサイクルする能力と余裕はないため、今のところは
ゴミ回収サービスにお世話になり続けている。
この懺悔の火・金は、二度と「もったいない買い物をしまい!」と決意する朝。
しかし、その後、仕事柄かいろんなものを見聞きしたりするうちに、
どうしてもまた冷蔵庫にものが入っていくことになる。
でも、買いだめ、買い置きはほどほとに。
それは教訓だ。
性格的なこともあるが、あるから安心・・も、ほどほどなのだ。
改めて、消費サイズをいかにコンパクトにするか。
自分の生活を見直す必要がある。
もちろん、そんな大量消費をしているわけではないが、
火・金の朝に反省をしなくてよい、ゴミが出ないように
考えた消費をしなければと思うのである。
もちろん何かを消費すればゴミは出る。
なくなることはない。
でも、まだまだ意識すれば、いかようにも減らせるのだ。
とにかく、農家さん、野菜さん、ごめんなさい。
とならないように!
と、今朝の儀式も終わり、1日がスタートする。
もったいない!日にならないようにしよう。