敬老の日が迫っている。
昔は9月15日ということで、わかりやすかったが、いつのまにか
毎年日付が変わる祭日になってしまい、以前の方が良かったと
今だに思っているが・・・。(どの祭日も・・・)
とにかく、この週末あたり関連行事が多いようだ。
ただ、町によっては高齢者の数が多すぎて、年ごとに「今年は
80代以上」とか、年齢を分けてお祝いするのだそう。
ますます高齢者が増えるこれからの世の中・・・。
この11月には、「ひとりぐらしのお年寄り」のための行事があるとの
ことで、こちらへ演奏出演をご依頼いただいているが、そんな括りの
お祝いもあるのだと時代も変わったことを改めて知る・・・。
行政主体のお祝いの場があるかどうかは別として、年を重ねていつまで
も元気で過ごせることは、本当に素晴らしい。
昨日演奏したコンサートでも、80代以上のお客様もちらほらいらっしゃった。
元気に通っていただき、ありがたい限り。
そういう方の多くは、今も現役として仕事をされている。
毎日農作業をされている方、商店で店番をされている方(もともと経営者)、
絵手紙を教えておられる方・・・。
毎日することがある、。毎日誰かが待っている。
コロナを乗り越えて、なおお元気であるから、あっぱれ!である。
仕事をされている方たちは、頭も体もまだまだお元気である。
生きる以上は、やはり健康であること。
それが自由に生きられる一番の宝である。
誰かの世話にならず、自力で一生を終えることはできないものか。
これは、自分が真剣に向き合うべき、これからのテーマである。
もちろん誰かのお世話になることもあるだろうが、そこに甘えたくはない。
せめて、生涯やり続けられる仕事を持ち続けること。これがまずは大切だ。
老後はない。老いても止まることなく、働く、動く。
まあ、息が続く限り怠けることなく、働き者の人生であり続けたい。
敬老の日。ただに年を重ねるだけではなく、努力を続け、ふんばって
元気に生きておられる「ヤング」な先輩に、そして地域のため、次の世代のために
力を注ぐ人たちに、心から敬意を表したい。
そして、自分へ。
ただ年を重ねるだけでは「敬老」にならないから、意味を理解して、
心して生きること。
働き者と健康長寿。
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