社長の思いは未来へ。

日々、多くの経営者にお会いする機会をいただく。
思えば、この1週間も毎日のようにそれぞれの会社を経営される
社長たちにお会いしている。
たとえば介護、印刷、食品製造、葬祭、ITサービス・・。創業者から承継者、
そしてサラリーマン社長。業界業種も、社長としての経歴や経験、背景、
地域もさまざま。
実に、いろんな社長さんがおられる!

最近お会いしている方は、社長を何十年もやってきた人・・ではなく、比較的
若く(私と同世代も多いが)、社長歴も浅い方が多い。世代交代も多い。
これから社長デビューされる方もいらっしゃる。

共通しているのは、みなさん未来に目が向いておられること。
自分の代だけでなく、次の10年、20年を見据え、自分の会社がどうなるべき、
なりたいか。
働く人たちにどうなってほしいか・・・について、皆さん真剣に考えておられる。

ありがたいのは、皆さん、売り上げありきのお考えではないところ。
もちろん数字は必達目標であるが、むしろ、進むべき道をきちんと示すことが、
まず社長の仕事。そして目標を達成するために何をすべきかは、未来に会社を
担う若手の人たちもどんどん考え、意見を出してほしい。
と、「みんなでやっていく」というスタンスの経営者が増えていることがうれしい。

報道の一部によると、ワンマンな経営者、カリスマ社長もまだ世には存在するが、
利益優先、利己主義だとそうなっていきがち。言うことを聞いたら、出世できる、
報酬をもらえる。
そんな会社は、長くは存続できないはず。何等かの社会的制裁を受けることも
あるだろう。
未来を考えたら、社会との共生を考えたら、この発想は生まれないはず。

ということで、自分の周囲には、利己でなく、共生を重んじ、世の中に役立ちたい、
未来志向の社長さんが多いことに幸せを感じている。
それぞれの企業が未来も元気に成長を続ける会社であっていただくために、
コミュニケーションを軸に、人と人をつなぐことに貢献したい。と、改めて思う。

社長の思いを、いかに伝え、現場に伝わり、組織が動くか。
ここも、実はコミュニケーション力。

従業員がここで働いてよかったと思える企業に。
そして、経営者が、この会社をやってよかった、いい仕事をしたと思って
いただけるように。
両社の目をもって、コミュニケーションの力で応援を続けたい。







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