福島の方のご苦労は尽きない。本当に大変なことだ。
12年経っても、原発事故のせいで、風評被害に苦しめられている。
今度は処理水の海への放出が、とくに中国で騒ぎになっている。
水産関係のお仕事をされている皆さん、現地の観光業界の皆さんの
気持ちを思うと、たまらない。
一つの判断、伝達、行動が思わぬところへ飛び火する。
ここでも、コミュニケーションの問題は大変重要であると思っている。
安全である。というならば、しっかり根拠を示し、誰もが見て納得できる
ように根拠を示すべき。
誰が見ても安全であることが理解できるのは、科学的根拠。
それも口頭だけでなく、ここを見れば明らかだと、
世界中のどこからでも、いつでも見える場所をしっかり示す。
そして、ときにはパフォーマンスも大切だ。
私は、岸田さんに、海に放出されたあとの水をぜひとも飲んで、世界に
安全である!とアピールしてほしいし、福島の魚を毎日とはいわないが、
定期的に食していただき、それもアピールしてほしい。
「私も、飲んでます。食べてます。元気です。全然問題ありません!」
とパフォーマンスしてほしい。
自らが、体をはってやれば、伝わり方が違うはずだ。
口先だけ、しかも原稿を読んでいるだけでは、伝わるはずはない。
相手は暴力で反対の意思を伝えているのだから、
それに対しては、パフォーマンスで返す。
と、このところ、総理大臣に伝えたくてしようがない自分がいる。
ま、私がその立場なら、参謀なら、それをやる、それをすすめるな~。
ときにパフォーマンスも、大切である。
どうしたら伝わるかを、真剣に考え、対応してほしい。
政治の仕事は、言葉・受発信が命である。本当によろしく頼みたい。
福島近海の魚をどんどん消費しようと思う。
今こそ、応援せねば。
しかし、国民性とコミュニケーションはいつの時代も大きな問題だ。
相手を理解し、相手に伝わるやり方を工夫せねばならない。
真剣かどうか。ここだと思うが。