週末に、こんな素敵な写真が届いた。
この厳しい暑さの日々に、元気を与えてくれるひまわり。
何があっても、前を向いて、空を向いて笑顔でいこう!とそんな思いになれる花。
ひまわり自体が、この暑さのなか、一生懸命咲いているではないか、育っているではないか。と暑さで負けそうになる私たちの背中を押してくれる、元気と癒しの素。
78年前の昨日、広島に原爆が投下された。じりじりと暑い朝、多くの人々が
国内外から広島に出向き、祈りをささげた。もちろん出向くことができなくても、それぞれの場所で手を合わせる人も。
広島出身の知人はこの時期になると、いつもメッセージを送ってくれる。
今、その人は広島に関する歴史資料を世界に伝えるため、自分が学んだスペイン語訳に挑戦しはじめているとのこと。この日がなかったら、この忌まわしい戦争がなかったら、その人の人生も変わっていたことだろう。
それ以外にも、広島の原爆のことを忘れてはいけないと伝え続け、そして核廃絶を訴える声は高まる。
それなのに、ウクライナの不幸は、まだ終わることなく、核の不安も・・・。
こんな日もひまわりは強く咲く。どうか暑さに負けず、弱い人間を強く、やさしく励ましてほしい。と思いながらこの写真をじっと見ている。
この週末には、このひまわり畑の横で開催される「ひまわりフェスタ」。
ひまわりの花を愛でながら、ウクライナへの思いを寄せ、そして戦争のない世の中を改めて祈りたい。
子どもの頃、映画「ひまわり」でその存在を知った、ウクライナに咲くあの広大で美しいひまわり畑は、どうなってしまっただろうか
こんなにきれいに咲く、岐阜のひまわりを見て、被害を受けている現地のことを想像している。
夏は楽しい夏休み。
それ以上に真剣に生きること、平和について考える時間にしなければと
この黄色い花を見ながら、そう思う。
このひまわりたちが、1日も長く咲き続けてくれるように願って・・・。