ふるさとLOVEを心に描く

岐阜駅からバスに乗り、長良川の手前「長良橋」というバス停に降り、日傘をさして
暑い暑いといいながら、3分ほど。下の写真の街並みを歩きながらポストの前で止まる。
この格子戸をあけると、10月に開催するコンサートの会場、蔵カフェ&ギャラリーが
ある。
ふるさとで、こんなタイムトリップができるとは思わなかった。

このお屋敷の現在の主人は、創業100年以上続く、提灯屋さんだそう。
決めたら即!コンサートの告知準備のため、中で打ち合わせ。数日前まで、どうしようか
と思っていた迷いから一転、やるしかない!やるんだ!と思うのみ。

ふるさとの良さは、遠く離れていた時間があったからこそ、今になってわかることや、
自分が歩んできた道につながることや、さまざまな発見、感動があり、そして感謝に
たどり着く。
打ち合わせが終わり、会場の裏手から岐阜城を見上げてみる。
ああ、この眺めはいい!いつも上を見上げると、信長のことを思う。
どんな気持ちで、城から岐阜の町を、長良川をみつめていただろうかとふたたび
タイムトリップ。
そして、濃姫のことも最近は一緒に浮かんでくるようになった。
ここにいた、ここから出た。
時間がずっとつながっていることへの不思議と、時代を経ても変わらず静かに存在する
岐阜の町への思いが交差して、ふるさと愛が湧いてくる。
鵜飼のクライマックスシーズンに、岐阜城を仰ぎながら、信長へのあこがれ、
そしてザビエルへの思いを胸に出会う人たちに、そのLOVEを伝えられたら・・・。
そんなことを考えていたら、暑さは熱さに変わり、力が湧いてきた。

そうだ、コンサートには信長夫妻や芭蕉さんもご招待しようか。両親と一緒に・・。
 10月12日開催のふるさとコンサートの予約受付はまもなく開始となります。
 今しばらくお待ちください。
お問い合わせはhttps://www.mahsa.jp/contact/

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