今年の夏の宿題は?

子どもたちは夏休みに突入。
酷暑のなか、平日は家でおとなしく宿題をしたり、ゲームをしたり?
の日々であろうか?
共働きの家では、子供たちがしっかりお留守番をする。自立心を養う貴重な
期間でもあるようだ。微笑ましく頼もしい。くれぐれも熱中症には気を付けて
過ごしていただきたい。

わが子ども時代の夏を思い出す。夏休みの課題、自由研究なるものがあった。
今も同じだろうか。
低学年のときは、親と一緒に取り組んだ懐かしい思い出もある。大騒動の夏。
そして、成長とともにだんだん一人で取り組むようになって・・・。
全部は覚えていないが、印象に残る作品はなんといっても、
ベートーベンの本づくり。
小学高学年だったか、中学1年の時の作品だったか・・・。
県立図書館へ行く通った。やたら図書館の室内が涼しかったことと、図書館に
あったベートーベンの本を読み漁った?記憶がよみがえるこの季節。
この偉大なるお方のことを、よっぽど好きだったようだ。

さて、今年の夏の課題は?とあまりの暑さにそんなことも考えてみる。
夏休みではないが、外に出ることを控える時期であれば、室内
にいてできることを増やしたい。新たな自主テーマにも向かいたい。
そんななかで、浮かぶふたりの人物。

ひとりは、信長、そして今ふたたびベートーベン。
前者は、最近盛り上がった映画や先日の大河ドラマでの取り上げられ方や、
京都に通う生活のなかで、改めて気になる信長のことを、今改めて作品に
しておきたいと、自分なりの人物像をロマンチックに描きたいという
思いから。何年か前に信長の曲を毎朝書き続けた。その100曲からさらに
磨き上げたり、新たに知った部分から新曲を発想するのも良い。
最近は、京都に向いた信長に関心がある。
後者はさまざまな困難を乗り越えて生き抜いたベートーベンのことを、
今改めて学びたい。人生と作品について研究したいという思い。
障がいを乗り越えたその生きざま、そして作品・・・。生きることについて
教えてくれているベートーベンのことを、自分なりにカタチにしてみたい。

と、暑さのなか、岐阜の町を歩きながら 自分の幼き頃と、ふるさとの歴史を
重ね合わせながら、自分なりの課題が湧いてきた。

暑い夏は、自分なりの熱きテーマに没頭すると、暑さもやわらぐことだろう。
気が付けば秋になっていた。と思えるように、決めたテーマに取り組んでみる
のもよい。
リゾートもいいが、それだけが夏の過ごし方というわけでもない。

秋には実り、収穫ができるように。
しっかり夏に仕込んでおきたい。
ということで、大人の夏の宿題を楽しむとしよう。

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