身に覚えがないこと

毎日、前を向いて、自分なりのゴールに向かって生きているつもり。
そして、自分がしていることは、全部自分が把握している。
自分の身におきていることは、もちろん自分が全部わかっている。
と、若いときはそんな風に思いがちだ。

でも、最近、身に覚えがないことも起きるのだということに気づく。
たとえば、わが体のこと。
つい最近、左の上腕がまるで強く打撲したように、あざになっていること
に気づく。そのあざはなかなか消えない。何もした覚えはない。
あまりに変色して、自分の腕ではないような感じだ。
え?いつ?何があった?転んでもいないし、ぶつけてもいないのに・・。

この見覚えのない、あざはどうしてできるのだろう?
いろいろネットで調べても、よくわからない。

ただ言えることは、身に覚えがないこと、自分でもわからないことがある
ということ。これが現実。
もしかしたら これから年を重ねていくと、もっともっとそんなことに
遭遇することになるのかも・・とちょっと怖い気もするが。

自分の心とは別に、体はカラダで生きている。
心が多少我慢していても、体は正直、嘘が付けない、無茶はできない。
身に覚えがないからだの変調が、何かのサインだったりもする。
だから、ちょっと立ち止まる。ふりかえる。

自分の体を過信しないこと。

身に覚えがないと思っても、身が覚えていることもある。
体は自分自身の鏡、正直な存在。
元気で長持ちするためにも、時々自分の体の声を聞くことにしよう。

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