コロナ禍、もっとも影響を受けた産業のひとつが展示会ビジネスかも
しれない。もちろんオンライン展示会という新しい手法も生まれたが、
やっぱりリアルには叶わない?
と、感じた久しぶりの都内での大規模展示会。
特に海外ではそうであるが展示会はビジネスのおまつり的な要素もある。
賑わい感があって、来場者もそのムードのなかで、情報収集を行い、
いい出会いを求める。
そのために、活気ある営業活動が繰り広げられる。
コロナ禍で3年間、封じ込められていた、この賑わいが国内でも戻ってきた。
今回、足を運んだのは、製造業~モノづくり~系の展示会であるが
この業界らしく、相変わらず男性の出展者、来場者が多い。
もちろん今もそう呼ぶのか?コンパニオン的な業務をしている女性は
いる。おまつりに華やかさは不可欠のようだ。
今回感じたのは、プレゼンする人の熱気だ。
オンラインではなかなか熱気は感じづらい。リアルの凄い点はここだ。
そして、話せないとダメだということも感じた。
プレゼン力がないとなかなか伝わらない。
今回、自分なりの課題が会って会場を回っていたが、改めて、成長する
会社の要因としてプレゼン力は必須であると直感。
と同時に、久しぶりの盛況ぶりで、会場をぐるぐる歩きながら、
その様子に酔った。熱気のせいかもしれない。
祭りの喧騒はそういうところがあるが、展示会も似ている。
いろんな思惑、情熱が行き来する、交雑する、そのなんともいえない
空気に負けそうになる。
きっと、久しぶりに展示会場に足を運んだ人の中には、同じことを
感じたかもしれない。
さて、大規模な展示会。リサーチには有効。大きい仕掛けをするには
適している。中小企業はこの大規模展示会をどう生かすか。
まずはリサーチ。そして、自らはどこでどう出展するか?生かすか。
そこは規模優位ではなく、確実にターゲットに出会え、選ばれやすい
場を選定するのが良い。
ところで、海外からの来場者が少ないように感じたのはなんだろう。
モノづくりのワザこそ、日本が誇るべき強みだと思ってきたが?
いずれにせよ、活気を取り戻したことはいいことだ。
瞬間でなく、この元気がずっと続くように・・・。
そして、展示会は出展後こそが、営業本番。
と、昨日名刺を渡した企業から早速何かが来るのではと
想像している。
久しぶりの大規模展示会で
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