共感、共鳴、共走できる人。

親しくさせていただいているデイサービスセンターに久しぶりに
顔を出す。
代表者の名前は「まさお」さんなので、まーくんと呼び、
私もマーサさんと呼んでいただいている。
伺ったらすぐに、「今日書いたんです」と、1枚のカードを渡される。

私のために書いてくださったのだ。

こちらの施設では、利用者の皆さんに、このような手書きのメッセージカードを
渡したり、ご自身たちで書いてもらったりと、言葉を大切にしたコミュニケーション、
しかも、それがカタチに残る工夫を常にされている。
明日になって今日のことを忘れてしまっても、カタチに残っていれば、
もう一度見て思い出すことができるから。素敵なアナログコミュニケーションだ。

とにかく、「言葉」を大切にされている。
そしていつでも、素敵な言葉が使えるように日頃からアンテナを張っているとのことで、
オン・オフともに楽しみながら見つけた言葉をインプットされている。
その意識と行動に共感を抱く。

さらに、まーくんは、仕事をする上で、絶対「逃げない」ことを信条とされている。
そんなことを聞いて、こちらも共感。私も、そうありたいといつも思っている。

人のために役立つ仕事を楽しんでされているマーくんの
考え方や行動力には会うたびに共感、共鳴。
福祉の世界でも、こういう経営者がいるのだと思うと
本当にいい出会いをいただいたと、うれしくなる。

利益を求めることも、もちろん大切であるけれど、目の前の人が困っていたら、
お役に立つことの方がまず第一。

困っている人がいて、助けられる自分がいたら、すぐやればいい。

共感、共鳴できる人とは共走したい。
そんなことを、自然に思わせてくれる人。

これからも地域のお年寄りのため、そのご家族のために
「今」を大切に、元気に走り続けてほしい。




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