花を持たせる仕事。

これまで、自分でいろんなことを思いついたり、新しいアイデアが
浮かんでくると、自分でやらなくちゃ!と思ってきた。
そして、企画からプロデュースまで、いくつものテーマについて
取り組んできた。
一方、現実では黒子であったり、アドバイスや支援をする立場の仕事も
多く、そこでは一歩踏みとどまったり、引っ込んだりすることも
大切だ。

そう、自分が主役ではなく、主役を育てる仕事。
その主役になった方たちが、自分の仕事を全うされ、成功という花束を
受け取れるようにするのが、わが仕事。
そう、花を持たせる仕事である。

やりたい仕事があっても、自分がやるのではなく、やる人を応援する。
それが人づくりにつながる。
ときに我慢や辛抱も必要であるが、それも仕事。
そして、主役を育てる仕事の方が、実はやりがいがあるのかもしれない。
少し時間はかかるけれど、それがこれからの使命のひとつ。
人づくりのためのタネをまいたり、育てたり・・・・。

人に花を持たせる仕事。
いい仕事だと思う。

もちろん仕事による。自分にしかできない仕事は、生涯自分がやればいい。

目の前の仕事、未来の仕事。これらを同時を見据えながら、自分が
求められることに応えていきたい。

さあ、今日は誰にどんな花を?

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