おかげさまで、内外で活躍する若い人たちとの交流がいい感じで続いている。シンガポール在住のあるビジネスマンは、40歳になったら地元に戻って、その町の首長になる。そのため10年間、経験を積むのでいろいろ教えてください!と自分の夢を打ち明けてくれる。サラリーマンからの独立、行政の勉強、地元とのネットワークづくりなど課題は多いが、ひとつづつそのステップを踏み出しつつある。また、ある青年は35歳。20代前半から起業をし、地方で地元を元気にする仕事をしながら、東日本大震災がきっかけで東日本の支援、新しい活動をみつけ、従事。その間、地元と東京、東北を行ったり来たりしながら、日本の元気づくりについて、あれこれ考えたという。
そして、40歳になったら、知事もいいかな。なろうかなと思い始めているという。そんな新たな挑戦を初めて聴き、ああ、あなたならできるよ!と賛同。「もっとも、これからいろいろやっていったら、結果違う道に進んでいるかもしれませんけどね」と笑う。
自分の周りには、環境に流されることなく、明確な意思をもって、社会と関わっている若者がたくさんいてくれる。そして、その若者と対等に?コミュニケーションしながら、刺激を与え合うことができるのが、最高の幸せだ。
「マーサさんは政治は興味ないんですか?」と先日もある若者から真面目に尋ねられた。「うーん、今のような政治家なら・・。それよりも違うやり方で世の中に役立つ方が自分らしいかなと思ってる」なんて、50歳をすぎたいいおばさんが、将来を真剣に考え、語っている。
これも彼らのおかげかもしれない。こういったチャレンジャーの若者たちに、わがザビエルプロジェクトの話題が受けたりする。お互い、妄想しながら、刺激を与え合い、また会うときに新たな発見や感動を・・。お、ここまでがんばっているのか~と知るにつれ、負けちゃいられないと思ってしまうのである。そう思うと、日本の将来は悲観しすぎなくてもいい。でも、早く若者たちにバトンを渡した方がいい。
「知事や市長」を目指す青年たち
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