今、ビジネスの現場で360度カメラなるツールが活躍され始めている。
物事は、前から見るだけでなく、左右、後ろ、そして上からも下からも見ることにより
前から見るだけの世界とは違う、前からでは見えなかった世界に出会え、発見もあると
いうことで、それは大変有意義な手法。
そしてそれは、被写体に対する見方だけでなく、世の中の動き、事象についても、
常に心の360度カメラをもつことが大切であることにも気づかせてくれる。
広島サミットは閉会された。事故もなく、無事に終わったことは良かった。
ウクライナからの撃的なゲスト参加といったサプライズもあり、世界からも注目され、
一定の成果を得た。と各メディアは報じている。
そのことはある一面からは、間違いがないともいえるかもしれないが、
それを世界はどう見ているか?
という目も忘れてはいけない。
そして、広島の人はどう思っているか忘れてはいけない。
被爆経験を持つ人たちにとって、納得できる内容であったかという点について。
本当に難しい問題であるが、セレモニーだけでは事態は解決しない。
すべては、これからである。
西と東。
世界はつながっていないのか。
どうして分けるのか?
敵と味方。
見方を変えられないか。
ロシアの人々にも目を向けたい。
私にとっては、そんなことを強く思うイベントであった。
360度で見る。
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