マスクなし、自分の顔。

マスク生活を3年。お互いの身を守るために、日本人はとくにきちんと、
このコロナ禍での社会的ルールを守ってきた。
それが結果的に良かったという点はあるし、これからもそれぞれの
判断により、適宜、使用していくことになる。
自己責任で、自らの身を守る。当然といえば、当然のこと。

そんなことで、今週になって、マスクを外す機会が増えてきた。
また暑くなってきたため、なるべく外したい。外せて快適・・・。
ではあるが、ちょっと気になるのがマスクなしの私の顔。

コロナ禍に出会った人とは、リモート以外、マスクありの顔しか
お互い知らなかった。
そのときは、目元がポイントであったが、マスクを外すと口元に
目が行くことになり、そしてフェイスラインもしっかり見えるなど
顔全体を見られることになる。
こういう顔だったんだ~。とお互いを知る機会も増え、多少イメージと
違っていたとか、発見があったりするのだろう。
さて、自分の顔は大丈夫かな?

正直、マスク生活、リモート生活では化粧(特に口元)は少し
手抜きをしてきた。口紅を付けてもマスクについてしまうから、
どうせ見えないから・・・。
という3年を過ぎ、久しぶりに濃いめの色の口紅を付けたり、3年前の
自分に戻ろうとしている。
が、3年前よりは着実に年を重ねているわけで、あのときの自分の顔と
同じというわけにはいかなさそうだ。

顔のたるみ。フェイスラインはとくに要注意。
それなりに、努力はしてきたつもりであるが、マスクを長期間して
きたせいもあり、自分の顔についてのチェックも甘くなって
いたかもしれない。
「しょうがないよ、年なんだから・・・重力には逆らえないし」
と家人に言われても、そこは妥協してはいけない。

ということで、今一度、わが顔をしっかり点検。
努力できることは、今からでも!

と思っておられる女性(男性も?)は少なくないかも?
とくに、重力への抵抗力が低下しがちなアラカン世代以上は
要注意だ。

夏に向け、メイク市場、エステ市場はこれから活況を帯びること
だろう。そんなところからも、日常が戻ってきた。

3年前に自分の顔を戻すことはできないが、たるんでいた自分の
内面を見直したり、コロナだから・・を言い訳にしたり、諦めの
理由にしていた頃とは一線を画し、元気にどんどん挑戦していく。

そんなことが可能になったこの今に、感謝したい。
もちろん、気を付けながら、あくまでも確かな自己判断で。
我が身も見た目も、自分で守る。

そう、セルフマネジメントがさらに求められる時代になったのだ。

3年間のコロナは、結局このことを教えてくれているのかもしれない。
と、鏡にうつる自分の顔を見ながら、3年前の顔を必死に思い出してみる。


カテゴリー: Essay (Word) パーマリンク