先日の統一地方選挙では、市長選や市議選で、20代の方の出馬、そして当選が
実現し、今、被選挙権の年齢の見直しについての議論も出始めている。
その報道を横目に見ながら、なるほどと思い、若い人の中にもちゃんと世の中を見て
行動しようとしている人がいることに、安堵し、頼もしく思い、また応援しなくちゃと
いう気持ちが高まる。
若者にとっては、このコロナ禍を通じて、いろんな政治的な問題、矛盾が自分たちの生活に
ふりかかってきて、このままでいいのか?という思いになってきたのだと思う。
また、ネット社会でもあり、いつでも海外の情報も入手でき、それなりのお勉強をしている学生には、世界の中の日本のありようも見えてきて、首をかしげ、このままでは・・と思うことも大ありだと思う。
もし、今、自分が学生だったら、同じように思い、そして行動しなくちゃと思って何かを
しはじめているだろう。
今の自分であっても、何かしなくちゃと思うほどだ。ましてや若かったら、じっとしていられないと思う。
それだけ、今は危機的な状態である。
私たちはまだいい。あと四半世紀も生きるかどうか。(生きたい気持ちはないが)
それよりも、その先まだまだ生きる人たちが、自分たちが生きやすいように、世の中を
変えていかなければならない。
現在の社会については言いたいことはある。でも、言っているだけでは変わらない。
せめて、若い人たちが頑張れるステージをつくっていかなければならない。
世の中の根幹を変える、ルールを変えるのはやはり政治の力。
そこに若者がどんどん入っていかなければならない。
諦めてしまう若者が増えたり、ネガティブな方向へ進んでしまう人が増えないように、
大人たちが、若者主役の光ある社会の可能性を示していかねばならない。
いつまでも、いい歳をしたおじんたちが、しがみついている姿は、若者から見たら
どう映るだろう。
次の世代は若者へ。大人はその応援、サポートをしていかねばならない。
と、この連休、いろいろ考えることは多い。
若い人が主役。次代を生きる人へ勇気を。
カテゴリー: Essay (Word) パーマリンク