春になってから、東京、京都、新潟で出会い、お世話になってきた人たちが
今自分が住む「日本のまんなか」に足を運んでくださる機会が増えている。
ひとつは、コロナがいったん落ち着いたこともあるだろう。
名古屋へ用事ができたついでに、せっかくなので岐阜のコンサートに行って、
と動機はそれぞれであるが、自分を思い出し、足を運んでいただけるとは
とても光栄なこと。
30年以上一緒に仕事をしてきたデザイナーさん。
家族旅行の帰り、ご自身だけ残って、会いに来てくださるとのこと。
これまで自分が話してきたふるさとの片鱗を見てほしい。知っておいて
もらえたら・・との気持ちにもなる。
今月はこれまでなかった、このような機会がいくつかある。
人に会う場合、自分が訪ねていくことの方が断然多かったわが人生であるが、
日本のまんなかは、寄りやすく、また東京や京都と違い、超観光都市ではないため、
わざわざ出かけるのは難しいが、きっかけがあれば、行ってみたい。せっかく
行くならば・・ということになるのだろう。
いずれにせよ、訪ねてもらえることはうれしい。
そういう年頃になったのか、そう声をかけていただく人との関係が
まさに家族のような存在だからなのか。
人が会うには、待っているだけでは叶わないこともある。
行けるときに、行ける方が動き、再会する。
訪ねてくれる人。ありがたい。
できる限りのおもてなしを。と思う。
訪ねる、迎える。
ああ、あの人は元気かな・・。
会いたい人には会っておきたい。
訪ねるもよし、迎えるもよし。
行き来できる健康、幸せに感謝して。
訪ねてくれる方たちへ。
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