日常風景が提案のきっかけになる。

何気なく見ている日常の風景のなかに、企画のヒントがある。
今回も、改めてそんなことを実感することがあった。
録画している報道番組。民放であるため、どんなスポンサーがついているか
で番組のターゲットや、スポンサー企業の狙いが見えてくる。
そこで流れてきたあるCMが商品広告ではなく、企業広告。
しかも、かなりSDGsを意識した、自らの取り組みをしていることを伝える内容。
なかなかよくできていると思い、しっかり頭の中に刻み込む。
これだと、企業の価値が伝わるな~。正直、商品広告は、一過性であり、
残らないと思っているなか、メッセージが込められたCMは余韻があり、
記憶に残り、企業へのイメージも変わる。

そうか、こういう見せ方はいいな。あの企業でもぜひやるべきだな。
と、ずっと気になっていた自分が抱える課題の解決策が見えた気がした。
この話題を、早くクライアントの担当者に伝えなければ。
早速、対面で会う機会があったため、その例を伝え、今こそ、企業のメッセージを
伝える時期という話をした。
企画書はなし。口頭だけでの提案である。
すると、相手も興味を示してくれて、具体案の提案の機会を与えてくれる。
話してみるもんだな。やっぱり、まずは伝えることからだ。
改めて、提案とは大げさなことではなく、日常風景から、日常の会話からも
はじまることを実感。

日常風景。ここはアイデアソースの宝庫である。
大切にしよう。
ぼーっと見るだけでなく、意識して見る。
そしてひらめいたら即行動。
この仕事スタイル。もっと極めたい。

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