生きているといろんな災害、障害に出会う。
カラダも守らなければならないが、同じく心も大切に守らなければならない。
よく心が折れるという言葉を聞くが、心に骨があったのか?と思うこともあるが
いちいち折れていては生きていけない。
災害に備えて、非常食を常備するように、日々のコミュニケーションや対人関係に
おいても、備えをしておくことが必要と思う。
どんな言葉に出会っても、どんなショックなことを言われたとしても、
心を守るための常備はあった方がいいときもある。
デジタル社会になり、人間本来のコミュニケーション力が低下するなか、
備えなしに、いきなり対人関係で苦労したり、思い違いで怪我をすることも
避けたいものだ。
そんななか、心の防空頭巾という発想が浮かんだ。
突然に、いろんな言葉や雑音が降ってきてもそれを被って
それらが止むのを待つ。
そして、ああ、これはこういうことを言いたいのだ、これって、このことを
解釈しているのかなとか、少し距離を置いて聞いていると、傷付くこともなく
丁寧に相手に接することもでき、気持ちよく関係を維持することもできる。
まあ、心の防空頭巾までいかなくとも、雨に傘をさすように、心にも傘を
用意しておくということだ。
相手のせいにするばかりではなく、自分で身も心も守る。
そんな備えもあっていい。
出たとこ勝負で、何も考えずに世間に飛び出せば、そりゃ、事故も怪我もするだろう。
人は誰ひとり、自分と同じではないのだから、違って当たり前。そこからどううまく
つきあえるか?に尽きる。
何事においても、備えあれば憂いなし。怪我もなし。
今日もココロ健やかに穏やかに、元気な1日を過ごしたい。