ポストコロナ。生のコミュニケーションの機会が増えている。
会議では、まだマスクは外せないが、それでも顔を突き合わせての話し合いの機会は
増えている。
改めて人の声、話し方を耳にする機会が増えてくると、その言葉遣いや声の音量、高さ・・
などに注意が向く。
個別で話す場合、グループで話す場合、相手によって、人は無意識か、意識的にか
その話し方を変える人もいる。
オフィシャル、ビジネスの場面では、社内・社外関係なく、やはり一定の緊張感をもって
きれいな言葉、はきはきとした声、そしてやさしい話し方で伝えるのが良い。
自分の声が周囲にどう聞かれているか、ということを確認することも大切だ。
自分はどうだろう?
多くの話し方に触れることで、自分はちゃんとできているだろうか?と確認する。
言葉はとても重要だ。繊細で、しかも強烈だ。
話し方によって内容まで変わって聞こえてくる。
攻撃的な言葉遣い、強さだけが残る言葉では、なんとも後味は良くないものだ。
一方、やさしく思いやりが溢れる言葉遣い、そして前向きな話し方をすると、後味も
すっきり気持ちいい。
毎日、多くの人と接するなかで、「やさしく話す」ということは相手の心に伝わる
ために、大変重要であることを改めて学ぶ。
わが人生、方言でむき出しの言葉遣いのせいで、よく家族や親しい中で不快な思いを
したことがあった。親との会話では、言葉遣いが原因で伝わらないことで、言い合いに
なり、苦労したこともあった。(今から思えば懐かしくもあるが・・・)
とくに、ビジネスの場面では、聴く人の立場に立って、自分が発する声、言葉がこれで良いかどうかを再点検し、初めから終わりまで、快適にコミュニケーションできるようにしたい。もちろん身内にも同じことだ。
ちょっとした心がけで、お互いの関係性もさらに良くなるはず!
何気なく発している言葉がそれでいいかどうか。改めて見直し、
素敵な対話を心がけたい。
やさしく話そう。
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