日々、目の前のことに追われていると、ついつい、前を見て動くことに
意識が集中し、俯瞰して全体を見ながら、今をみつめ、すべきことを考え
判断する・・といったことが、おろそかになることもある。
人間は、前に向いて生きる存在であるが、全体と調和して生きる存在でもある、
そして、大河の一滴としての自分がどうあるべきかを理解し、生きる存在である。
さらに、もっといえば、周囲の人が気持ちよく、幸せに生きるために何ができるか
を考え、生きる存在であったら良い。
1日はたった24時間しかなく、自分が課せられた役割を全うするために、その限られた
時間をどう過ごすか。
前を向いて追われるだけでなく、一呼吸おいて、俯瞰して自分の存在をみつめたい。
瞬間でいいから、毎日俯瞰する自分を持ちたい。
ある親しい知人は長年、毎日瞑想をされ、心を落ち着けておられる。
だからいつも穏やかで頼り甲斐もあり、話をするとその考えや言動に深さを感じる。
瞑想は俯瞰するのに、最適な方法かもしれない。
デジタル社会になり、情報が垂れ流しのなか、迷いながら生きている日々、その中を
泳いでいくだけでも精一杯という一面もあるが、
それでも、俯瞰する習慣は忘れずにいたい。
たとえば、心の地球儀をくるり回しながら、今日の自分は・・。
と思ってみるのも良いだろう。
心の地球儀を回す瞬間。
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