暑い夏は、昼夜を問わず「夢」と戯れる。

睡眠時間が少ないとき、熟睡しているときは夢も見ることなくぐっすり・・であるが、寝苦しかったり、眠りが浅くなる朝がたなどは面白い夢経験をする。仕事のことを考えながら、仕事のことがそのまま夢になったり、夢のなかでアイデアがわいたり、曲ができたり・・ということもあり、現実にあってはならない危機的なことも夢にみる。「ああ、夢でよかった」ということもある。人間の不思議のひとつは、この「夢をみる」ということだ。心理状態、しかも潜在的に眠っている記憶や意思が再現されたりする。
そして最近は、暑い日が続くため、夢をよく見るようだ。しかも気になっている人、少しご無沙汰している人。どちらかというと、気がかりな人のことが登場するため、心配になってすぐに目が覚め、ああ、あの人はどうしているだろうか?大丈夫だろうか?何かあったのではないか?とそのことを考え始め、手紙を書いたり、メールをしたりする。すると夢を見られた相手は驚いて「夢に登場!ありがとうございます・・・・」と返事をくれて、それがきっかけで再会になったりもする。元気でいてくれてよかったと勝手に安堵もする。
夢は忘れていた人、時間を思い出させてくれるきっかけになることもある。
人間の記憶とは、本当に不思議だ。科学で解明しきれない事象である。
暑い夏はおそらく、いっぱい夢を見るだろう。素直に、それを自分の心の鏡だと思い、気になるならば即行動する。それがいい。
そして、昼の夢も描くとしよう。「これから、なりたい自分は?」暑さに負けないには、昼夜を問わず、夢と戯れるのがよさそうだ。

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