コミュニケーションの量と質と「こころ」。

人間は、コミュニケーションなしで生きられない。
まさしく「人の間」という文字のごとく、人間同士をつなぐものは、
コミュニケーション。それによって関係が生まれ、社会が成り立っている。
この扱い方、とりかたによって、人生も仕事もずいぶん変わってくる。
コミュニケーションでうまく生きる人、うまくいかない人、さまざま・・。

いかにコミュニケーションを大切にするか、言い換えれば相手を大切に
するかで伝わり方も変わり、その後の関係にも影響が出る。
そんなことを、最近、改めて痛感することが多い。

昨今、情報が大洪水、大量なゴミの山のごとく、あふれかえっている。
ほんとうに不要、それ以下のような情報もたくさんある。
何をもって「情報」というか・・の再確認も必要。人の心に届かないものは
もはや、情報とはいえない・・・。
コミュニケーションも自分の言いたい放題、拡散しっぱなし、無責任な
発言のたれ流し・・・。これでは本来のコミュニケーションではない
と思うことが多く、画面を閉じたり、スイッチを消したり、目を閉じたり・・。

一方、いい情報に出会った、いい話が聞けた、いい話ができた・・
という例は意識しないと巡り合えない。探しにいかないと、
相手を選ばないと出会えない・・と、そんなことも多い。
もちろん出会えたときの感激もひとしおである。

コミュニケーションのあり方について、今改めて問い続けたい。
流されていないか?相手の顔は見えているか?
相手の心は見えているか?

相手に満足いただくことが、自分の満足。
相手に良かったと思っていただくことが、自分の幸せにつながる。

この基本を今一度、確認しながら、
改めたり、再考したり、今できることをやっていこう。

そろそろ、情報との付き合い、コミュニケーションも
量は少な目に、質は高いレベルで。
そして、心を込めて。

生きている限り、コミュニケーションは続くから・・・。

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