次の山を登り始める。

人生は山越えの時間。ともいえるかもしれない。
大山小山、自分に与えられたいくつもの山を乗り越えて、自分だけの人生を
進んでいく。いつまで続くのかな‥と時々思いながらも、前に進むほかない。

一度の人生は、大きなひとつの山を登るというよりも、
私の場合は、大小いくつもの山に向かう。そういうものだと、思っている。

たとえば、親との出会いと別れ。というひとつの大きな山。
これも気が付けば時間を経て、今日にいたっている。
振り返れば、人生最大の山だったかもしれない。
そして、さまざまな変化を感じながら、それを乗り越え、次の山に向かっている。

毎日という小さな山。
24時間の中にも、山はある。そう思うとちょっとエキサイティングな気持ちにも
なれる。

仕事においても、次々と課題をいただき、それぞれの山に登っている。
ひとつのプロジェクトが落ち着けば、次の山。
山のぼりは、ときに谷もあり、険しい道もあり、雨の日も晴れの日も・・・。

そのとき苦しくとも、前を向いて、上に向かって進んでいけば必ず
頂点に出会える。
そのときの爽快感、達成感は格別だ。


今、ひとつ大きな取り組みの着地が見えてきた。
心から安堵できる時も近い。
その喜びと同時に、次のターゲットに向かって歩みを早める。

気が付けば山越え。
人生は、そんなものかもしれない。
歯を食いしばることなく、自然体に進む。
足腰が強くないと登れないから、自分を鍛えることも忘れずに。

2月16日。まずは、今日という唯一の山を元気に楽しく越えたい。



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