大手ゲーム会社の社長が最近亡くなったとメディアが大きく報じる。ゲーム業界の隆盛と、時代の変化の中での再編と・・大きな仕事をされた方だとその業績をたたえている。
私はゲームをしないが、ゲームを世界に広げ、パーソナルエンターテイメント産業における日本の知名度を上げたこの会社のことは、もちろん知っていたし、もともとは花札の会社という点でも興味をもっていた。
その会社を42歳からトップとして引っ張ってきた社長。株主総会直後の訃報。
社員は、ご家族はどんな思いだろうか・・。
この社長さんと面識はなかったけれど、ニュースを見ながら、「長寿社会といっても、55歳でも人は死ぬ」ということ。しかも重責ある仕事に就き、これから・・という時にも死はやってくるということ。
社長さんは亡くなる前に何を思われただろう。
ふと、身の周りの何名かの経営者のことが頭をよぎる。
どんな仕事をしていても、ある日死は訪れる。
やっぱり瞬間瞬間、悔いを残さないようにするのみ。
素晴らしい人、期待されている人の死は、本当に残念だ。
改めて、この素晴らしき社長のご冥福をお祈りし、この会社の今後をあたたかく見守りたい。
人のため、社会のため一生懸命生き、惜しまれて逝く・・そんな人生を目指したい・・。
自分は悔いなく、人から惜しまれる。そんな生き方を目指したい・・。
50代だって死ぬ。悔いなき人生を。
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