現状の延長にはない明日。

コロナから3年。マスクを外せる日も近そうな動き
もあるが、安心はできない。
環境に慣れていく、環境と共生していく。
そのようにして人類は長い歴史を歩んできたし、
自らが得た経験を活かし、学びながら、生き続けてきた。
それが人間の逞しさでもある。

でも、努力をしないと生き残ることは難しい。
あとで、「ああ、あんな時代もあったね。」
と笑って振り返ることができるように、今がふんばりどき。

業種業界によっては、コロナ前までには戻らないものの、
回復傾向にあるケースもあるが、そうはいかないで
苦しい状況のまま、足踏みしている場合も多い。
加えて、戦争の影響で以前と同じ計算式ではビジネスが
成り立たない。
今本当にがんばらなければ、明日はない。

そのうちよくなる。きっとよくなる。
と希望的観測だけでは、良くならない。
現状の延長に未来が来るとは、ちょっと思えないからだ。

だから、自分で現状分析をしながら、まずは自分の未来が来るために
生き延びるために、自分がやりきる生き方に変えていかねば
と思う。
同じことを繰り返しているだけでは、変わらない。
昨日得たことを今日すぐ生かす。ひとつひとつの行動の
スピードを上げる。すべて他人事ではなく、自分ごとにして
いかねばならない。

危機感が本気の行動に変わる。
本気とは、集中とスピード。知恵と行動。

とにかく現状の延長に、明日はない。
今、そんな状況だと、改めて自らにもそう言い聞かせる。

これまでにない危機感をもって日々を過ごされている経営者と
かかわりながら、自分ができることを、今一度考える。

とにかく、現状の延長に明日はない。
明日は、自分がつくるしかない。

カテゴリー: Essay (Word) パーマリンク