今年の年賀状。確かに昨年、一昨年と比していただく枚数も減っている。
企業の年賀状廃止ももちろんあるが、それは相手の顔が見えているため、
想定内であり、問題ない。
それよりも、高齢化の影響。ここが気になっている。
ある年齢から、「今年で年賀状をやめさせていただきます」とメッセージを
添えて、卒業される方もあるが、何も連絡はなく、何十年休むことなく届いていたのに
今年はない・・という場合がとても気になっている。
あの上司は、お元気だろうか?
コロナでもしかして・・・。
なんとなく胸騒ぎがするようなこともある。
自分の場合は、毎年元旦から年賀状を書き始める。
いただいた分への返信を兼ねつつ、順番に書いていく。
毎年届いているのに、今年は・・・という方のことが気になり、
返信があればと願いを込め、そして勇気をもって筆をとる。
人生でお世話になった方には、ちゃんとお礼をお伝えしておきたい。
何も言えないまま、永遠の別れになることは、避けたいと思っている。
でも、やむを得ず、連絡が途絶えてしまうこともある。
それが心残りである。
1月は新年の歓びに夢と期待が膨らむときでもあるが、一方、新年のあいさつが
できないことが気になるときでもある。
今からでも遅くない。
気になる人には、便りをしてみよう。
年賀状はアナログ世代にとっては、大切な安否確認でもある。
それもだんだん廃れていくのだろうが、
それで関係がつながるならば、
できる限り、大切にしたいコミュニケーションツールでもある。
お礼を言えているか。
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