いのち、命。大切に。

ロシアのウクライナ侵攻が終わらない。どころか過激になっている。
人殺しが常態化している。異常事態だ。
どちらの国からも犠牲者が止まらない。
いったい首謀者は人の命を何だと思っているのだろう。
亡くなった方々、そしてそのご遺族のことを思うと、たまらない気持ちだ。
この状態に慣れてはいけない。
命をこんなことで終わらせてはいけない。

出張の帰り際に入った、一本のメール。
その方の義理のお母様(もう90歳近い)が、インフルエンザで
施設から急きょ病院に搬送されたとのこと。もう食欲もないので・・・。
でも、延命はしない。見守る、看取るとのこと・・。
そうか、ひとりのおばあさんの命も・・永遠ではない、終わりが近づいて
しまったのか・・と。自分の親のときのことを重ね合わせ、ひとりの
人生のおわりについて考える。

その帰りに、駅の近くのビルの前。通った足元に白い花束がおいてあった。
あれ?誰かが花束を落としたのか?
いや違う。そういえば、ニュースで先週、飛び降り自殺があったと報道していた。
ここで亡くなったのだ・・・。若い方だったようだ。
思わず、立ち止まり手を合わせる。

以上はすべて、人の命の話。
いろんな終わり方がある。
いつか終わるのだから、それ自体はやむを得ない。
しかし、命を大切にしない、されない終わり方は無念すぎる。
人のことも、自分のことも、いのちを大切にしたい。

若い人が未来を悲観せず、希望をもって生きられる世の中にならないと。
いのちは、一番大切だ。

いのちは、亡くなってからその大切さに気づかされる・・・。

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