多くのビジネスマンは今日で仕事納めだろう。
仕事での今年一年を無事に終え、そしてそれぞれの年末年始に
向かう。
休みになる人がどっと増え、町に、神社仏閣に、店に人が集う。
コロナで我慢していた何かがはじけたように、楽しもうとする
人がいる。
天災人災がなく、無事にこれらの休暇が終わればよい。
この間も、休まずに仕事を続ける人がいる。
サービス業、観光業、そして医療の現場、いわゆるエッセンシャルワーカーの皆さん、
運輸業界の皆さん。。。そして、経営者。
当たり前のように正月休み、イオンに買い物に行くけれど、その間、商品が
切れてしまったら店は成り立たない。外食もそうだ。原材料が届かなければ
お客様に来てもらえない。
休み休みと、報道されればされるほど、自分は違うけど・・・と思う人も
多くいることだろう。
そして、世の経営者や社員が休んでいても、休めない。
いつも休み明け、来月、来年のことを気にかけ、心配し、正月を越す。
社長がいるおかげで、会社は成り立っている。
経営者の苦労を知れば知るほど、そう思う年末年始。
この仕事に休みはない。
世間には、仕事納めがない仕事がある。
そのことを忘れてはいけない。
人が休んでいるときに働いてくれる人がいて、人は楽しい休暇を過ごせる。
だから、駅ででも、お店ででも、「ありがとう」の一言をかけるようにする。
社長さんにも「ありがとうございました!」ときちんとお礼を言う。
そんな人が増えるといい。
そんな風に切に思う、年末。
納めない仕事、納まらない仕事。
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