事例が一番の営業ツール。

どんな営業トークが一番響くか。
それはなんと言っても、
「こんなこと できます」に加えて、
「こんなこと やりました」という事例の紹介。
今や公式サイトが営業ツールになっている以上、その事例を充実させようとする
傾向が高まっている。
仕事の相談でも、それに類する話題は増えているし、それ以外でも・・。

今年は実家の片付けにともない、これまで出会ったことがない業者さんたちと
のご縁をいただいた。
不要物の回収、クリーニングその他・・・。
これまで接点がなかっただけに、その業界の営業手法も興味深かった。

そんななかで、やはり公式サイト、ホームぺージの存在は大きい。
ある程度、必要なワードを2~3入力すれば、探している相手に出会う
ことができる。まあ、何と便利な時代。
そこで見つけたサイトで、相手のことを知る。
事例を見ると、その相手が信頼できそうかは、すぐ判断ができる。

今回作業をお願いした皆さんは、サイトでみつけた会社もあれば、ご紹介もある
が、いずれにしても自社サイトをちゃんと運用されていた。
その点も信頼のポイントである。

さて、年末といえば、お掃除の季節。
そのクリーニング屋さんから、今年お願いした作業中に撮影したいくつかの
掃除場所を事例として取り上げて良いかと言われており、
それを実際に公開したとの報告を受ける。
自分がお願いした仕事がbefore After で写真付きで紹介されている。
確かに、こんなにきれいにしてもらったんだ。
匿名であるから、別に恥ずかしくもない。

年末、この事例を見て、そこにご依頼される方が増えるといい。
こちらの事業者さん、まだ起業して日が浅いようであるが、仕事も丁寧であり、
好感をもてる。作業しながら営業ツールとしての事例づくりに励んで
いるというそのサイクルに納得する。

https://osoji-ms.com/

自分がこれまで、事例に活用されたことがなかったため、ちょっと新鮮
な出来事。
その前に、ゴミを片付ける業者さんからは、
「お宅はモノが多いですが、散らかっているわけではないので、事例には
使えませんね。」と笑って言われたことを思い出す。
そうBefore ・Afterは、差、ギャップ、インパクトある方が効果が大だ。
掲載されなくて光栄の事例もなかにはある。

これからの営業は事例が決め手となる。
デジタルツールを活かして、営業はそちらに任せ、自らはいい事例づくり
に励む。
なかなか効率よく、生産性も良いお話しだ。
業界を超え、こんな営業スタイルはますます広がるだろう。
ひとつひとつの仕事を大切に、丁寧に。が前提だ。

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