デジタルコミュニケーションへのシフト、普及。そして世代交代、
さらには環境への配慮という視点から、年賀状を出す人、企業が
近年減少し続けている。
実際、お世話になっている企業の何社かでも、年賀状を今後
出さないというケースもあり、世の中の季節のあいさつの変化を
実感する今日この頃。
確かに、企業が発送する年賀状は、その規模に比例して、膨大な
用紙の消費につながる。いろんな意味でよく理解できる。
一方、毎年受け取る歓びもあり、それがなくなっていく
のは、ちょっと寂しい気もする。
しかし、企業としてはそういう姿勢を示し続けることが
大切だ。習慣の見直しは、とてもいいことだ。
企業としてはやめる。でも、個人で出す人もあるかもしれない。
もしくは紙でのあいさつはなくなっても、違う手法で挨拶する。
というケースも出てくるだろう。
それを楽しみにしたい。
同時に、自分はどうするか?は、まだ考え中、迷い中だ。
それにしても、いただいた年賀状は基本何年かは捨てないで
保存してきた。そして、何かあると何度も見直したり
してきた。
そういう1枚は実は貴重である。
相手が自分に投げかけたくれた言葉や文字が消えない。
あの時代。こんなおつきあいがあったな~。と懐かしく
思い出すことも多い。
もう会えない人の年賀状も、遺言のように大切に残している。
年賀状を受け取るのが楽しみだった正月。
まさしく昭和のお正月であるが、それはそれでとても懐かしく、
私自身は。とても気に入っている。
令和の時代の新年の迎え方。
楽しみにしながら、感謝を忘れず、その日に向かいたい。
年賀状見直し時代に。
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