セルフヒーリングと前進。

人は緊張の連続の日々・・だけでは生きていけない。
ときにリラックスすることも大切だ。
1年に何日かまとめて、1か月に2~3日、1週間に一日、
などそれぞれその時間の取り方は異なるが、1日のなかで数分
ということも可能だ。
緊張のなかの緩和、不自由ななかの自由。
緊張と緩和をうまく調和させながら、ほどよく生きる。
連続した緊張の時間から解放され、心からゆったりする時間をもてるのは
理想だ。

実は、私はこのあたりがずれているかもしれない。
もともと、あまりゆったりしない生活を送っている。
それでも平気であるが、
ここ1年余りの間に、自分なりの癒し時間がみつかって、
幸せを感じている。

それは、ピアノに向かう時間。
ショパンでもベートーベンでも何でもいいが、楽譜をぱっと開い
そこに書かれている曲を弾き始める。
あるいは即興で鍵盤の上を散歩する。
何時の間にか、その世界に入っていく。
ときに19世紀のヨーロッパに行ったような気になる。
最近は民族音楽には心惹かれるものがある。
たとえば、ポーランド人の心の音楽として知られる「マズルカ」
物悲しいかが、本当に美しいメロディーと和声が特徴だ。
難しい曲ではなく、簡単に弾ける曲はいいヒーリングになる。
世界の小旅行をしながら、そして自分が抱える現実の課題が
客観視でき、小さく見えてくる。
自分で自分が癒される。とても満足な気持ちになれる。

緊張から心身を解きほぐす。
毎日は難しいかもしれないが、意識的にそんな時間をとりたい。
そう、道を歩きながら歌うのは、もっとも容易かもしれない。

人に癒してもらわなくても、
自分で実行できるのは、とてもいい。

セルフヒーリングしながら、日々に挑戦する。

今日で11月もラスト。悔いのない1日をしっかり生きるとしよう。

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