いやー、ほんとうにいろんな仕事がある。
コミュニケーションは、業界を越えて、職種を越えて、
時を越えて、誰にとってもどの仕事においても、重要な生きる道具だ。
今、ある選挙に出馬する方のレッスンを続けている。
もう数回以上のレッスンを重ね、それなりに
成果は出てきたと実感している。
ご本人とはもともと面識はなく、今回直接会うこともなく、
この仕事ができているところが、すごい。
コロナのおかげで、オンラインレッスンも本当に容易になった。
そろそろ、本番が近い。出陣式のスピーチの練習の時期となる。
これには、力が入る。
まさに、キックオフ!なのだ。
ご本人が何度も演説の原稿を書かれて、気になるところを
チェックしながら、練習を重ねる。
一緒に原稿に目を通しながら、その発声や活舌チェック。
一緒に読み、仕上げていく。こちらも熱が入ってくる。
そんななか、「演説の手本」を示してほしいと言われた。
それを聴いて練習したいから。とのこと。
そうか、そうなんだ。
軽く 引き受けた。
それから、その演説原稿を前に、ひとり まるで自分が立候補
するかのように、それを読み上げ、スマホに録音する。
いやー、普通に話すなら、まだしも、一世一代の大勝負をされる方の
お手本にせねば!と思うと、こっちが緊張してくる。
途中で止まらないで 続けて話すのは、意外と難しい。
やってみてはじめてわかる。
ということで、思いのほか、時間がかかった。
ではあるが、なんだか読んでいるうちに、本当に自分が出陣する?
そんな気合いになってくるから、不思議だ。
熱の入ったミニ演説?の音源をメールで送る。
すると、早速それを聴きながら、車で移動中にも練習しているとのこと。
お役に立っているならば、こちらもうれしい。
気が付けば、一心同体のお仕事。
そう、とことん寄り添うということは、こういうことだ。
一生懸命やっておられる方に伴走。
なんだかこの仕事も、自分に向いているような気がしている今日この頃。
さあ、いよいよ出陣。
同じ気持ちで、こちらもさらなるエールを送る。
挑戦は楽しい!人生の宝でもあり、成長の種だ。