久しぶりに、親しくしている記者さんと再会する。
コロナ禍は、一度も会えなかったので、3年ぶりか。
彼が20代の頃からお世話になってきたので、
気が付けばもう15年近いおつきあいかもしれない。
新聞記者といえば、いろんな方がおられるが
実によく調べる、事実を集め、解釈をした上で
記事を書く。というプロ意識の高い仕事への向き合い方と、
人柄が素晴らしく、こんな記者さんもいるんだと
感心したり、共感することも多く・・・。
その昔出会う前、東京で本当に近所に住んでいた
という偶然もあって、心のご近所さんという関係だ。
久しぶりに会う。一瞬の沈黙もなく、世界情勢から
地方の話まで、あれこれ話し合う。
もちろんジャーナリズム、メディアについても話
は尽きない。好きな新聞が同じという点もうれしい。
ともに関わった、なつかしい新潟のことも、もちろん話題に。
とにかく、思い浮かんだことが何でも話せるという
相手はありがたい限り。
気が付いたら2時間半も経っていた。
「いやー、久しぶりに会うとこんなに話せるもんだと‥」
相手も
「安心しました。相変わらずですね」
と、一言。
会えない時間があっても、その間におきたさまざまな
事象を振り返ることも楽しく、新鮮だ。
経済新聞で、競馬の記事を担当するという異色の記者。
自分にない才能をもつ人は尊敬に値する。
そして、心のご近所さんは、貴重な存在だ。
またいつか、「安心しました」と再会できる日を
楽しみに、今日も心新たにスタートするとしよう。