その人にとって、自分は。

最近、考えることのひとつ。
自分が人生の最後の最後に、問いたいことについて。
たとえば、妹に対して。
「私は、いいお姉ちゃんだったかな」。
と聞いたとき、彼女はどうこたえるか?

妹は、今となれば、ひとりの肉親ということになる。
生まれながらにして、いやおうなしに家族の一員同士であったから、
彼女には、「いいおねえちゃん」として、最後
終われたらいいと思っている。

同じように、愛する人にとっても、「本当にいい人だった」
と思ってもらえるといい。
出会った人みなさんに、「いい人だった」と思ってもらえる
ことが一番の幸せだと思っている。

そうなるためには、日頃からの積み重ねだ。
人のことを本当に思い、優しく、ときには厳しく・・・。
まごころで、接することができるかどうか。

自分自分ではなく、相手にとって自分ができることを
考え、手をさしのべ続ける。
自分ができることを精いっぱいにやり続ける。

「いいおねえちゃん」で締めくくれるように。
最低限、迷惑をかけない生き方、しまい方。

そしてかかわる人にとって、かかわった意味がある人に。

最後の場面を思ってみたら、
意識も行動もおのずと変わる。

その人にとって・・・。
その目線と行動を大切に。

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