急ぎ夏を惜しむ。

知り合いの枝豆農家さんとのやりとり。
「今年最終のものをいただくので、そのタイミングになったら連絡ください」
とお願いしていたら、9月末に、10月の初旬から最終の中旬にかけて、収穫される品種も
含め、ご案内の連絡が入った。
そう、枝豆とひとことでいっても、ひと夏の中で、さまざまな品種が楽しめる。
新潟の枝豆は収穫量だけでなく、美味しさやその品種の多さも含め、感動もの。
わがふるさと岐阜の枝豆や、千葉の野田の枝豆もとても美味しいが、新潟のそれは
別格であると、新潟に通い、農家さんから送っていただける機会を得て知った。


さて、今年もその枝豆シーズンも最終ラウンド。最後は、黒豆という品種になるそうだ。
とにかく最終のものを送っていただき、一部はすぐいただくが、残りは冷凍にして
冬場もゆっくり楽しみたいと思っている。
美味しいゆで方、冷凍の仕方も新潟の皆さんから教えていただいたので、そのあたりは
大丈夫。

そんなこんなで、夏の味覚が終わりを告げる・・という今、急に夏が愛おしくなる。
夏は暑くて苦手、大嫌いと言っていたわりには、夏野菜を堪能させてもらったこの夏。
ありがたかったな~。この夏も。

急に季節が移りゆく。
さあ、最終の枝豆が届くのを待ちながら、次は秋の楽しみに・・。

食べ物に四季をまだ感じられる日本は、まだまだ幸せ。
まさに実りの国だ。
農家さん、届けてくださる皆さんに感謝を込めて・・・。


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