久しぶりに、ある青年と再会、夕食を一緒にとる。
あのときは、まだ20代であったのに、もうすぐ40歳になる
という。
その間に転職し、結婚、そしてお子様も誕生、コロナ・・。
もともと素直で、まっすぐ、しっかり者という印象であったが、
安定感も増し、さらに家族のことを本当に大切に考え、これから
どう生きていこうかを真剣に問いながら、日々前進している様子が
伝わってきた。
当時20代後半、私も40代。ずっとマーサさん、マーサさんと慕ってくれ、
人生の節目には報告をいただいていきた。
出会った頃は、勢いに任せがんばる。という一面もあったかもしれない。
人付き合いにしても幅広く、いろんな人に出会うことがよい、と
出会いの量を求めていたのかもしれない。
しかし、年を重ねるにつれ落ち着いてくると、価値観が共有できる
人との関係こそが、最終的には一番大切なのでは・・という結論へ。
人付き合いも量から質へ変わる。
同じ価値観を共有できる人とは、月日を経ても、いつでも会える、話せる。
世の中には、自分と異なる価値観をもつ人も、もちろん多くいる。
それはそれで、その存在は認めつつ、でも分かり合える人との時間を
より大切にする。
そんな話を彼とするようになった。
相手とともに、自分も少し大人になったような気がして・・・。
年の上下ではなく、成長し続ける人と出会うこと。
そのことが、自分にも新たな学び、刺激になる。
価値観の共有とつながり。
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