長年お世話になっている仲間たちが勤務する会社の社長さんが、
地方新聞の死亡広告に掲載されており驚いていると、現地の知人から
連絡が入った。
すぐ聞いてみると、亡くなる前日まで元気に普段どおりお仕事
されていたとのこと。
地元の名士であり、地域のために業界を越えて、幅広く活躍されてきたリーダー。
私は実際に面識はなかったが、そこで働く人たちにお世話になっていた
から、当然お世話になっていたことになるし、その社長談を聞く機会も
あったため、決して遠い存在ではなかった。
ああ、そうなんだ~。
ご家族や従業員の皆さん、関係者の皆さんにおかれては、どんな
お気持ちだろうか、それと会社のことも大変だろう・・・。とそんなことを
ずっと考える1日だった。もし、自分がそこの社員だったら、その家族だったら・・。
ああ、もっと早くお会いして、お話ししておけばよかった、報告しておけば
よかった・・もっとこうしておけば・・・。
突然の場合は、どうしてもこのような悔いも残ってしまうだろう。
誰もが、ある日突然に・・・と、この可能性は否定できない。
だから、会っておかねばならないと思った人にはすぐ会いに行く。
伝えたいと思う人には、すぐに伝える。
とにかく、悔いを残すことはしたくない。
自分が突然かもしれないし、相手が突然かもしれないので、
とにかく思ったらすぐ行動。
そして、やはり1日1日をしっかり生き抜くことだ。
ある日突然、自分がいなくなっても、
ある日地球が滅びても、
何があってもおかしくないのだ。
というつもりで、今できることを重ねるだけ。
従業員はもちろん、多くの経営者、地域の人々に尊敬された
社長さんのご冥福を心より祈る。
ああ、人生とは・・・。わからない。
誰にとっても、「ある日突然に」。
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