オンラインでの音合わせを事前にやったとはいえ、
昨日は生での関係者一同での初顔合わせ。
1日かかって、会場づくり、音づくりから、バタバタと準備。
それぞれの役割分担で、順調にカタチができていく。
このプロセスがなんともいえない。
ああ、いよいよ、また今回も・・という実感がわいてくる。
10代の役者さんたちとも、やっと会うことができ、
皆さんのみずみずしい演技に刺激をもらいながら、
作品もいい感じに仕上がってきた。
1日でそこまでやってしまう。それぞれが準備してきたことが
一気にカタチになっていく。
この世界のプロたちを感じる1日でもある。
とにかく今日が初日。
ピアノ演奏の重大さは、やはり現地に来て実感する。
大切なところで必ずピアノの出番がある。
決め台詞のように、決め音楽もある。
脂汗とともにの時間でもある。
とにかく、タイミングも音も間違えないように!
セリフをよく聴きながら・・。
とにかく「間」が大切だ。
考えすぎず、何も考えず、普通に弾いている状態で。
と、あれこれ考えてしまうが、まあ、心のなかで
よく歌って自分からノリノリになって・・・。
呪文のように、心の中で自分と対話しながら、
1時間余り集中しよう。
再演の作品ではあるが、劇場での照明付きのしつらえで、
全く新しい作品という印象だ。
(写真は準備の合間の舞台の様子)
演じる人も、会場も、そして時間も新しくなって
今しかできない、演技、表現を!
「真夏の雪」は、降るか?
コロナのため、多くの方(とくに地方の方)が来場を断念され、
配信でごらんいただけるとのこと。
こんな時期に、ほんとうに申し訳ないやら、ありがたいやら。
でも、舞台は元気に決行!
ご来場お待ちしております。