「もっとやればいいのに!」に背中押され

以前、ある女性社長がCDを買ってくれて「マーサ、音楽ももっともっとやればいいのに!もっといけると思うよ」と興奮気味の声で言ってくれたことが印象に残っていた。彼女は幼い頃から親御さんがフラメンコされたり、そんな世界で育ったから、私が創る世界にも共感してくれたようだ。そして、そのことばはずっと心の中に消えないでいた。今回、3度目のレコーディングで、スタジオの主人が「ライブは年に何回ぐらいやってます?」と言われ、現状を話すと「もっとやればいいですよ。」と言われ、前述の女社長の言葉が蘇り、「もっと、か~」
そうだな。もっとやれるな。というか、あんまりやっていないな。大げさに考えすぎなのかもしれない。マスメディアに頼らない方法としては、ライブを重ね、とにかくいろんな方に知ってもらうのが一番なのだ。それ以上に自分は自分を伝えたいから、このことをやっているのだからもっと活動しなければならない。自分の中の時計がまたくるりと回る。ミュージシャンライフをどう進むか。「もう、そろそろやめたらいいのに。」と言われないうちは、がんがん進むのがいいかも。また背中を押され、パワーがみなぎってきた。

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