ひとりオーケストラを演ずる。

この朗読劇「真夏の雪」。まさに今が、上演にふさわしい季節。
演劇や朗読劇で自分のオリジナル曲を使い、演奏するのは
これで三作目であるがそのつもりで作ったわけではないのに、
場面場面に合わせて選び、演奏すると、まるでそのために
作ったように、マッチするから不思議だ。

音楽は歌のあるなし、演奏の仕方、あるいは演奏する楽器によって
まったく違う顔になる。表現の可能性が無限大になるのである。

そして、劇や映画の場合は、イントロとエンディングがやはり見せ場で、
そこに音楽は欠かせない。
観客を引き込み、そして感動を高め、作品を締める。
音楽で決まるといっても過言ではない。
言い換えると、かなり緊張する瞬間だ。
とくに クライマックスはひとりオーケストラでのシンフォニーのごとく、
最高潮のまま、終えなければならない。というプレッシャー。
でも、うまくいったときの快感がたまらない。

今回の公演はダブルキャストであるので、練習の工夫も大変だ。
「昨日は、役者だけでCD音源で練習してみましたけど、いい感じです。
改めてきいて本当に素敵な曲ばかりです。使わせていただいてうれしいです」
この作家の褒め上手には、いつものせられる。でも、とてもうれしい。

音合わせは各ユニットと1回づつのみ、ZOOMで行う。
どのタイミングで、どの曲が流れるかがわかればいい。
そして、リハで会いましょう!
と、前日現地で会う約束。

現地入りしてから、本番モードに突入する。
今回もいよいとあと1週間となり。楽しみになってきた。

演奏で、朗読劇を最高に仕上げたい。
さて、その本番。ぜひご鑑賞ください。
1.作品の詳細はこちらです。

ttps://www.blets.net/%E6%AC%A1%E5%9B%9E%E5%85%AC%E6%BC%94%E6%83%85%E5%A0%B1

2.ネット配信でのご予約はこちらからお願いいたします。(配信は8月末から)

https://teket.jp/4220/14448

3,当日劇場へおいでいただき観賞いただける方はこちらからお願いいたします。

https://www.quartet-online.net/ticket/manatsuyuki?m=0ugdgfe

さあ、この1週間で集客と本番と・・・。
いつも本番が近づいてくると、なんともいえない高揚感がある。
若き役者さんたちとも会える日も近い。
新たなお客様たちに合える日も近い。

ピアノは立派なひとりオーケストラ。
なんでも、ござれ。なんでもやれる。

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