前日の投稿からの続き。
郵便の話だ。
送ったはずの郵便、封筒と中身がバラバラにではあったが、
無事、相手に届き安堵。
では終わらなかった。
その解決した日の夜に、長崎の知人からメールが・・・。
「先ほど、お手紙届きました。ですが、中身がなかったのです~。
チラシか何か入れていただいていますか?お伝えせねばと思い
メールしました~。」
先の方の分が無事に届いたので、今日は安心して眠れると思った
矢先のこのメールでガーン!
マンガであれば、頭上の棚から、どさっと郵便物が降ってくる感じであった。
まじ!?なんで、またそんなことが?2件も続けて・・・。
再びちょっと不安な気持ちで夜を過ごし、朝9時になり、前回ご親切にしていただいた
郵便局に電話をした。(9時になるのを待っていた感じだ)
ご担当はMさん。すでに私が今回出している郵便物の中身はごらんになっており、
すっかり知り合い状態である。
電話口に出られたMさんに、
「いやー、昨日はお世話になり本当にありがとうございました。」
先方もにこにこ顔が浮かびいい感じの声で、
「いえいえ、良かったですね。お役に立てて何よりです~」
続けて、今日の電話の要件を切り出す。
「あのー、ほんとうに本当に申し訳ないのですが、もう1件、封筒だけ届いた~と
ゆうべ連絡入ってしまいまして・・・。ごめんなさい。同じ日の郵便物で
残っている分があればと思い、一度見ていただけたらと思いまして・・・。本当に
すみません。」
とお伝えしたら、Mさんは落ち着いて
「そうですか~。わかりました。その郵便ですが、もう一度確認させてください。
最初どちらの郵便局に出されたんでしたっけ?ポストでしたっけ?・・・・
そしてどちらに送られましたか?」
と前回以上に詳しくヒアリングしていただいた。
その郵便は、長崎宛てです~。と詳細の住所も伝えた。するとMさんは
「わかりました。では、これから調査しますので、おそくとも今日中、いや、午前中にはお返事できると思います。今日お電話して大丈夫ですか?」
これまた、ご丁寧な対応に頭が下がりっぱなし。
「いやー、ほんとうに本当にごめんなさい。まさかもう1件出てくると思いませんで・・」
ペコペコしながら電話をおいた。
まあ、出てこなくてもしょうがない。そんな続けてラッキーはないはず・・・。
2時間ほど経過したあと、電話が鳴った。
もうMさんとは、仕事仲間のような感じに打ち解けている。
「大変、お待たせしました。」
Mさんは、なかなか心憎い。結論を先に言われないのだ。経過をたどる報告であった。
「まずは、お客様が出された局で確認し、そこでなかったので、再度私どもの局で確認し
なかったので、それで、長崎の大村局というところに連絡をしました。
そこになければ、そのあとの配達局ということになるのですが、大村局にありました!
私はその現物と同じものを見たことがありますので伝えましたところ、それらしいものがあると確認がとれました。入っていたのはお手紙と〇〇でよろしかったですか?」
この素晴らしい報告にまたもや感動し、歓喜の声をあげそうになった。
「あったんですか!!!すごい、長崎まで連絡していただいて申し訳ないです」
「それでですね、前回、私が一昨日書かせていただいたと同じように、
長崎の局のものが、住所を代筆させていただき、速達で今日の午前か、夕方までには必ず
お届け先にお届けしますので、先方様にそのようにお伝えいただけますか?」
と、今思い出して書いていても、感動してしまう、見事な対応と説明。
「いやー、ほんとうに本当に申し訳ありません。大変助かりました」
とお礼を何度も言う。
「いえー、ほんとうは全員がそんなことができたらと思いますが、今回はたまたま
二件ともうまくいきましたが、いつもいつもうまくいくとは限りませんので。」
それにしても、郵便局のネットワークも大したものだと心から感動。
「それでですね、今尾さま、またもしかして何かあったらいつでもご連絡ください」
と言われてしまい、いやー、穴があったら入りたい気持ちになった。
もう3件目はないだろう。ないと思いたいが、送った人全員に、「ちゃんと届いて
いますか?」と聞くのも・・・である。
とにかく、奇跡が二度もおきて、ほんとうにびっくり。
長崎の封筒だけを受け取った知人は、この結果にびっくり驚きながら
大笑い。
「今尾さん、調べたんですか。そんなの調べられるんですか~。」
「いやー、ほんとうに素晴らしい郵便局員さんに出会って・・・
実は前の日にもう1件あったんですよ」
ここで、また爆笑された。
改めて、糊付け注意報。であるが、
それ以上に、郵便といえば糊付け!と一生忘れない教訓をいただいたのと、
親切な仕事を自然にできるMさんのこと、ほんとうに素晴らしいと思った。
失敗から学ぶことは、大きい。
感謝を込めて。
いやはや、とびっきりのお盆になった。
奇跡は二度起こったのだ。