ニューオーリンズを届ける人。

いろんなアーチストとの出会い、交流が自分の内面を支えてくれている。
そんなことを実感する。
世界中が影響を受けたこのパンデミックの中でも、柔軟な発想で自分の
世界を切り開くことができるアーチストたちは、その想像力を鈍らせることなく
大きく、豊かに自分の表現を表現している。
行けないから、会えないからこそ、こめこまやかな情報発信はとても重要だ。

とくに最近、刺激をよく受けるアーチストのひとりは、ニューオーリンズ在住の
デザイナーALEXA。どこかの会社のロボットと同じ名前?であるが、
十数年前だったか、NYのギフトショーで会ってからのつながり。
それは細い糸であるが、赤い糸だと思っている。
コロナになって、どこにも行けなくなってから、彼女からのメールマガジンを
しっかり見るようになった。
何時でも行ける、会える時よりも、会えない今の方が、届くj情報を大切にしたいと
思うのだ。まるでギフトをもらったかのように。

ニューオーリンズを襲ったハリケーン後のやり取りも含め、そして、彼女が
いてくれたおかげでジャズのメッカであるこの町を訪ねることもできた。
そんな彼女のことを、今は時々送られてくるメルマガやサイトを見ながら、
懐かしみながらその仕事ぶり、生きっぷりを含め、多くの刺激をいただいているのだ。

ほんとうにアクティブで、どんどん活動の幅を広げている。
世界的に有名なブランドのロゴやデザイン作成も担当している。
日本でも彼女の商品が取り扱われていたが、今はどうだろうか。私もその昔、
一時、銀座のショップで扱う手伝いをしたが、まるで昨日のことのようだ。
はじめてNYのショーで見た、彼女の作品たちが、がきらきら輝いていたのだ。
あれから十数年。

今回送られてきたサイトには、なんと彼女がすすめる、ご当地ニューオーリンズに
ついての観光情報が詳しく書かれている。
ひとりのアーチストが観光大使であり、町おこしの発起人のような
活躍ぶりであることに頭が下がる。

現地に行けなくてもニューオリンズの現在が浮かび上がってくる。
アレクサはニューオーリンズをこよなく愛し、そこでいつも輝いている。


イタリア生まれの彼女。最初は英語に苦労したという。
映画を見てれば言葉は覚えるよ。と教えてくれた。
彼女の娘さんに弾いてあげたピアノで、お嬢ちゃんは家の中で踊りまくって
いた。
サイトを見ているだけで、いろんなことを思い出し、
パワーをチャージさせてもらう。

人生を楽しくなるように、がんばっている彼女からの
エールを受けて・・・
https://alexapulitzer.com/

案内してくれた、老舗ジャズホールにまた行きたい。
ジャジーに生きるイタリアンレディー。
ステキとしかいいようがない。

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