ちょっとしたことがきっかけで、お互いに笑顔が生まれる。
そんなコミュニケーションがいいな!と常々思っている。
企業などへ訪問するときは、相手に合わせて、キャンディーなど小道具をよく持参する。
大阪のおばちゃんでもないし、また飴でなくてもなんでもいいが、
ちょっとあいさつ代わりに、あるいは会話のふとした隙間に、
「どうぞ」と言って渡すだけで、思わず相手に笑みがこぼれることがある。
そこから会話が弾むことも多い。
ちなみに、名古屋の名産であれば今のところ、「ミニしるこサンド」が、
重宝している。
「あ!それって・・・」
と会話が始まる。
本当に、ちょっとの気持ちのことで距離感が変わる。
どうしたら、相手が喜ぶか、場を和ませるかは
いつも考える。そのうちの一手が「ひと粒コミュニケーション」。
この作戦の隠し玉は、わが家の冷凍庫に常備してある。
東京暮らしのときから、真夏の宅配の配達時などに役立った。
そして、今も・・・。
先日、重い荷物の到着を日時指定していたにも関わらず、タッチの差で受け取れず
持ち帰られた。申し訳ないと思いながら再配達をしていただいた。
「今日はいるんだろうな~」ときっと、そう思いながら台車を押してのご到着。
汗をかきかき、インターフォン越しに見えた宅配のお兄さんに、
あやまらなくちゃ!と思った。
そして、すぐに玄関前まで来てくださった。
「すみませんね~。今回は本当に申し訳なかったです。
これ、ほんの気持ちです・・」
と、冷凍庫からとってきた一口アイスの袋を手渡した。
すると、手ぬぐいで汗をふきながら
「え!いいんすか?ありがとうございますっ」
と笑顔で受け取って戻られた。
ほんとうに暑い日の宅配は大変だ。一粒では本当は申し訳ないのだけれど、
まあ、ほんの気持ち・・。
たったひと粒で、お互いが気持ちいいコミュニケーションができる。
何事も、ひと粒の想いをもって、感謝を伝えていきたい。
酷暑、本当に再配達には気を付けよう。と猛省!!
ドライバーさん、
お盆休みも関係なく、本当に本当にお疲れ様です。
ありがとうございます!!