先日の対面での研修実施は、正直ドキドキした。
自分の代わりの心配だけでなく お願いしている講師の
万が一の心配、受講者の欠席の心配・・・。
開催できなくなる場合の想定・・・。
いろいろあったが、それは無事終えることができた。
しかし、今はイベントだけでなく、日々の仕事においてこそ
リスクヘッジの重要性が問われている。
東日本大震災あたりから、BCPの大切さを企業は意識しはじめ
てきたが、このコロナでその教訓が実際に役立ったという
ケースも多いかもしれない。
経営者に何か起きた場合、どうするか?
その判断を、側近たち、二番手、三番手のリーダーが
言われなくても自分たちで考えて、提案してくれる。
「明日から、こう分担したいと考えますが、よろしいですか?」
と、今は自分たちが乗りきらねばならない!と
リーダーたちが会社を代表して仕切ってくれる。
頼もしい人たちの登場!だ。
企業の危機的な状況では、このように平穏な日常では
見えなかったいい面が見えることもある。
非常事態は、リーダーたちが大きく成長するチャンス
になのかもしれない。そういうときに、誰が次代を担える
かも透けて見えてくる。
何がおきるかわからない。自分(たち)がしっかりしなければ!
現実を直視し、冷静に全体を見渡して、具体的に
考え、現場に指示を出せる人の存在は大きい。
今、世界中の企業で、そんなことが起きているのだと
思う。
本当に生産を止めない、事業を止めないということは
大変なことだと思う。
どうか我が身の安全第一で、みなさん、がんばってほしい!
そして、今日は日曜。
まずは、ゆっくり休んで、明日からに備えてほしい。