これからの人生マーケティングを。

世の社長さんたちは、本当に大変だ。
常に業績のを向上を目指さなければならない。
それは、企業が次代に存続するためであり、そして従業員に
還元していかねばならないから。
そのための舵取りが本当に大変だ。
頭が下がる。
生産性の向上、業績の向上。
すべては社会のために、そして何よりそこで働く人のために・・。

私の場合は、従業員を抱えない仕事の仕方をしてきたため、
その苦労はない。
でも、その分、どう自分なりに社会に役立っていくか
ということについて、真剣に考え、実践していかねばならない
と思っている。
数字を上げることではなく、自分という存在が社会にどんな
影響を与えることができるか。
そのことについて、改めて考える今日この頃。

そんななか、都内で途上のホームレスを救済する活動を
続けているカップルの存在を知った。
格差が広がる社会のなかで、ますます貧困に苦しむ方を
応援することも難しくなってきているとのこと。
それでも、夫婦で力をあわせ志ブレずにがんばっておら
れる姿に感動した。人が人として、普通に生きられるよう
に。そんなことが、当たり前ではないこの日本社会・・。
一人でも多くの人をサポートすることに人生を賭けて
おられる。
一方、被爆体験を語り続ける人と最近出会ったということ
はここでも綴った。
彼女は、国内に限らず、世界的な核兵器禁止の運動も含め、
長崎・広島の経験を伝えようとされている。

この2つの例。
いずれも、社会のために、社会がより良くために奮闘
されている例。
地位も名誉も関係なく、利他のために生きておられる例。
本当に、素晴らしいと思う。偉いと思う。

さて、私は誰のために、何をすればよいのか。
最近、真剣にそのことを考える。
何ができるか?は見えている。
そのできることを誰に向けて、取り組むことで
喜んでもらえるのだろう。

人生いかに生きるか。は、自分という商品を社会という市場で
どう活かされるように努力するのか?ということだと
思っている。
そう、だから人生マーケティング。

人生は哲学的にも、宗教的にも、そしてマーケティング的
にもとらえることができる。
そして、全部つながっている。

自分が誰のために、何をするのか?
それは、自分が生きていることの答えになるはずだ。

まっすぐに社会に向かっている人たちのこと。
大切にしなくては、応援しなくては。

世の中、決して肩書ではない。
にわかに耳に入る、選挙活動がノイズに聞こえる。
偉い人は、黙って活動している。
まず、やる。


自分の人生マーケティング。しっかり舵取りしよう。

カテゴリー: Essay (Word) パーマリンク