ロシアの侵略戦争がもう100日にもなるという。
もう、戦争しているのが当たり前のような、半ば慣れた状況に
なっていないだろうか?報道もその状態が当たり前と、なんだか
麻痺してきていないだろうか?
実はそのことは1か月たったあたりから気になっていた。
痛々しい現実が当たり前のように思われていないだろうかと・・・。
最初、ショックを受けていた人も、戦場の無残な様子に慣れてきて
他人事のように、思えてきていないだろうか。
つい、最近のこと。ゼレンスキー夫人がアメリカの番組の
インタビューに出演されており、まさにこのことを憂いていた。
「お願いですから、この戦争に慣れないでください・・・」
何度も何度も口にされていた。
恐怖の毎日を送っている人にとっては、本当に生きるか死ぬかの
瀬戸際がずっと続いているのだ。
そのことに思いを寄せ、応援をしていきたい。
戦いを長期化させ、関心を退けようというのも手口なのだろうか?
と思うと、心から怒りが沸いてくる。
慣れると関心が薄らぐのが人間・・・。
戦争に慣れてはいけない。
こんなもの、絶対あってはいけないことだ。
早く終わらせてあげてほしい。
戦地が戦車の展示会場のようだ、と言っていた報道関係者が
いたが、そんなことはとんでもない。
この事態を第三者は、ビジネスに利用しているのだとしたら、
許せないし、嘆かわしい。
慣れてはいけない。
非常事態のなか生きている人達の状況に思いを馳せよう。
慣れていいことと、悪いことがある。
今、この世界情勢に対しては、決して慣れてはいけない。
異常、非常が続いてしまっているという悲劇を
かみしめ、早くそれが終わるように、自分ができることを
しなければ・・と思いつつ、祈り、応援し、小さなことしか
できないが・・。
決して、慣れてはいけない。